まきこまきの日々

まきこまれるのも、あり。

烏は主を選ばない  阿部 智里

辞書、引いてますか。

ここ数年の私はスマホに頼りっぱなしで辞書なんて引いていません。

小学生の時の辞書、実家にあるかな?

鉄拳さんの足元にも及びませんが、

いや、何で名前を出すのってくらいなんですが、

私的に大作のパラパラ漫画があるんですよ。

上下左右に棒人間が移動。

水やタライが落ちてきたり・・・

ちょっとドリフ風味なのはしょうがないじゃない。

そんな年ごろなんですものまきこまきです。

 

小学3年生から国語辞書を使い始めるんです。

で、申し込みの袋を学校からたくさんもらってきました。

上の子の辞書を使わせようか・・・とも思ったんですが、

そこはほら、「舟を編む」、アニメもみたし本も読みましたから

各会社の辞書編集部の方たちの努力を知ったつもりになってますから

新たに購入しようかと。

 

それに、自分用ってうれしいですしね。

どちらかといえばちゃんと実物を確かめてから買いたい派なので

申込用紙は捨てて、図書館帰りに本屋さんに行ってきました。

スペシャルコースです。

 

そしたら、辞書、上の子の時と同じ会社でも中身が全然違うんですよ。

ほとんどの会社がカラーなんです。

それなのに金額はそれほど変わらないんですよ。

書体も変わって、すごく見やすくなってました。

実際使うのは私じゃなくて子供なので、

何種類もある辞書を全部見て、どれがいいか選ばせました。

チャレンジの国語辞書選んでいましたよ。

ほんと、見やすいし、見ていて楽しいです。

上の子も、いいなあと言っていました。

本屋に立ち寄る機会があったら是非、見てみてください。

 

あと、気になっていた「兄友」赤瓦もどむ 花とゆめ 白泉社

これ辞書と買ったら5000円になるってわかってたのに

既刊5冊、買っちゃいました・・・

で、上の子に先に読まれるっていうね。 

 

それよりも、本屋に行く前に待ちに待った図書館に行ってきました。

 

そう、予約していた、「烏は主を選ばない」、借りてきました。

 

柔道着のゼッケン付けをものすごい集中力(当社比)で終わらせ、

旦那が薪小屋の屋根をなおす手伝いもせず(無事終わったようです)、

ごはんも適当に済ませ、一気に読みました。

 

面白かったです。(本を読んでいるわりに語彙力がない)

 

今回の主人公は、前作「烏に単は似合わない」でちょっと気になっていたあの子。

あの、ちょっと可哀そうなあの子です。

 

前作で出てこなかった若宮がその時何をしていたのかっていう。

どんでん返しが楽しいですねえ。

雪哉も、ほんとカワイイ。カワイイんですよ。

男の子がいたらこんな子もいいなあ。

もう、お母さん、優しい気持ちで見守ってました。

 

最後、両想いなのにくっつかない恋愛話を読むときのような

じれったさでしたが

きっと、雪哉は続編にも出てきそうだから、また会おうねという感じです。

 

二回目はこれからですが、

言葉の裏に隠されたことを探したりとかが二回目の楽しみですよねえ。

 

3作目の「黄金の烏」は貸し出し中だったので、また予約してきました。

 

すぐ読んじゃうだろうことは分かっていたので、

子供と一緒にふらふらしていた児童書コーナーから数冊

簡単に読めそうな本を借りたので

これもまた読まないとです。

 

日曜日は旦那が競馬に勝ったから(ほんの少しだけプラス)

ケンタッキー買ってくれてうれしいけど

今度はお寿司なくらい勝てばいいねなまきこまきでした。