まきこまきの日々

まきこまれるのも、あり。

初めて男の子に付き合った話

休日出勤まきこまきです。

 

決算なのでね、少し頑張りますよ。

でも、数字ばかり見ていて疲れたので休憩。

 

本日朝の測定体重56.8キロ

前日比-300g

スタート時-3.5キロ

目標標準体重49.5キロ

 

 

さて、昔の、初めて男の子と付き合った話を。

 

高校は女子高だったので、出会いもなく。

美術部でしたが吹奏楽部と違って隣の男子校との交流もなく。

女の子だけでも日々楽しかったのでまあいいかとのんびり過ごしていました。

高校2年の野馬追いの時、神社でお守り売りのバイトをしていたら、

中学3年の時に同じクラスだった男の子が

男子校の友達と行列のバイトに参加していて、

中学生当時それほど仲良く話してはいなかったけど、

久しぶりだねーと、それぞれ高校で同じクラスにいる

共通の知り合いのこととか部活のこととかを軽く話したんです。

バイトが終わった帰りにも、じゃあまたねと挨拶に来てくれました。

 

そしたら、同級生と一緒にいた男の子A君に惚れられて。

その時だけで惚れるって、今思えばコスプレ好きだったのかもしれません。

誰かと付き合う気がなかったから周りを見ていなかったというのもありますが

目立つような人でもなかったのでまったく記憶に残らず

同級生と会って話したことすらも忘れて夏休みを過ごしました。

そしたらその同級生が夏休み中、共通の私の友達に連絡をとって、

夏休み明けから私とAくんをくっつけようとしはじめたんです。

 

まず友達から学校で言われ。

同級生の男の子からも家に電話が来て。

乗り気じゃないし、直接好きだと言われたわけでもないし、

そもそも顔も覚えてないし。

でも、周りから、いいじゃんとりあえず付き合ってみなよと言われ、

友達の陰謀でグループデートに連れ出され、

そこで初めて会った(会ってもやはり見た記憶がなかった)A君から

好きになったので付き合って下さいと皆のいる前で言われてしまい

はっきり断れない雰囲気で、「じゃあ、友達から」と言ったんです。

まあ、一度は言ってみたいセリフではあったので。

 

「友達から」って、体のいい断わり文句だよねと思っていました。

でも、それからほとんど毎日家にA君から電話がかかってくるようになったんです。

毎日30分くらい。

30分のうち、無言の時間が半分以上。

超気まずい。

お母さんから、話がないならそろそろ切りなさいと言われていつも終わる電話。

昔は携帯なんてないですから、家の電話にかかってきて。

しかも、その当時うちの電話は黒電話ではないものの子機がありませんでしたから

家族が皆いる茶の間で、ほぼ無言電話。

不自然に家族全員集合してテレビを見ていますが、

会話がなく、耳をすましているのはあきらか。

気分は針の筵、じわじわ殺される感じの公開処刑

 

家族の前で、もうかけてこないで!とも言えず。

そんな息苦しい公開処刑の電話の日々がクリスマスくらいまで続きました。

とりつぎのお母さんもA君が気の毒になったのか、

いつものA君よー少しは話してあげたら?と、一度言われました。

あれ?友達って言ったし会ってもいないしお母さんに言われるくらい会話もないけど

ひょっとしてA君はもうほぼ付き合ってるつもりなんだろうかと思い始めたころでした。

クリスマスの日は、私の友達と、A君の友達と、

男女5人くらいずつでカラオケでも行こうよという話になって。

 

やっぱり付き合うとか考えられなくて

二人で会うとか無理だし、電話がつらいから友達も無理です

と 周りの友達には言っていたから、

じゃあ、そのクリスマスの日を最後にしようと決めて。

 

その日はカラオケで恋愛っぽくない歌を選んで歌い、

帰りに、本当にごめんなさい、付き合えませんと伝えました。

そうしたらクリスマスプレゼントを用意してくれていて。

受け取れないと言ったのですが、

私の為に選んだから、最後だからもらって欲しいと押し付けられて。

 

家に帰って開けてみたら

かなり派手めのゴールド(メッキ)のブレスレットとネックレス。

ネックレスには派手なスカーフまでグルグルからまってついてる・・・

はっきりいって趣味じゃない・・・。

地味顔なのに、これが似合うと思われていたんだろうか。

毎日電話は来ていたけど二人で会うとかなかったから

私のイメージが変な方向にふくらんだ結果だったのかも。

でも、巫女さんのイメージでふくらんでいればあのチョイスは少しおかしい・・・

 

捨てるのも悪くて、机の引き出しの奥に入れてそのまま。

里帰り出産で実家にいる時に見たら、まだ入ってました。

  

無言超つらい、なんで早く切らないんだろうと思っていましたが

電話をかける前に話す内容を考えていただろうA君の話が終わってしまうと

こちらから話をふることもなかったので無言になってしまったんですね。

知ろうとする気持ちがないのに友達からと言ってしまった結果ですよね。

だいぶひどいことをしてしまいました。

 

きっと、口下手なのにほぼ毎日電話をしてくれて

すごく勇気を出してくれたんだろう、とか

無言の時間も気にならないくらい

いっぱいいっぱいに私のことを好きになってくれたんだろう、と思います。

 

私のどこを好きになってくれたのか、今なら聞いてみたいです。

どうしてあの派手なプレゼントを選んで、どこで買ったのかも。

昔よりもたくさん話せそうな気がします。

隣の町の人だったので、会うことはないだろうし会っても分からないだろうけど。

 

周りに流されたとはいえ、

期待を持たせるようなことをしてはいけないと学びました。

学んだといってもその後も後悔することはたくさんあるんですが

それ以降、友達からというセリフは使っていません。

 

初めて男の子「と」付き合ったというよりは、

ノーカウントですね。

初めて男の子「に」付き合った話でした!

男の子と付き合った話はまた気が向いたら。

 

ゆうべ、子供に彼氏が出来たらって考えて

思い出して少し苦い気分のまきこまきでした。