まきこまきの日々

まきこまれるのも、あり。

文化の日に想う事

今日はちょっとしんみりまきこまきです

 

ちょうど20年。

私の後輩がバイク事故で亡くなってから

20年経ちました。

 

本日朝の測定体重55.7キロ

前日比±0

スタート時-4.6キロ

目標標準体重49.5キロ

 

 

理由はホント自業自得

大学の文化祭でお祭り気分

彼女と友達と家で飲んでいて、お酒が足りないから

バイクで二人乗りして買い出しに行って

その途中でカーブを曲がり切れずに電柱や木にぶつかって。

木が折れるほどの事故。

 

運転していた後輩は助かりましたが

後ろに乗っていた後輩は即死だったそうです。

 

後輩の遺体は損傷が激しかったのでしょう。

亡くなった翌日にはこちらで火葬して

家族がお骨の状態で地元(確か新潟)に連れて帰っていました

私はその時就職してようやく仕事に慣れてきた頃で

シフトの関係でどうしても仕事を休むことができず

火葬場は行ける距離だったのに行けなくて

私が葬祭場に駆け付けた時は

地元に戻る後輩の遺骨を持った家族を送り出した直後でした。

今でも、最後に見送れなかった事を後悔しています

 

だからというのもありますが

下の子が生まれた年は行けませんでしたが

命日の文化の日には毎年必ず事故現場に行って

お花と小さいビールをあげて後輩を思い出しています。

 

競馬やパチンコでお金がなくなったから

ご飯作ってくださいって

彼女が出来る前は二人でよくアパートに来ていた。

実家から送られてくるのだけはあるからって

米と野菜持参で。

 

事故現場に行くと、花があがっている時があります

バイクを運転していた後輩かもしれないし

一緒に飲んでいて買い出しに送り出した彼女さんかもしれません

 

彼女さんも私の知り合いで電話番号も知っていましたが

事故以降はなんとなく連絡を取らなくなって

今では連絡先もわかりません

 

私よりもきっとずっと後悔しているんだろうな

と思います。

当時、何も言葉をかけることができなかった。

泣きはらしてひどい顔の彼女さんを無言で抱きしめるしかできなかった。

今でもかける言葉が見つかりません。

もし、事故現場に後輩か彼女さんがいたら

どうしようと思いながら毎年行っています。

 

今年も会えなかった。

けど、それでいいとも思います。

 

花があがっている限り

忘れてない人がどこかにいることを知って

後悔を抱えているのは自分だけじゃないと

少し安心出来ていればいいなと思います。

責められていると思われているとちょっと困るけど。

 

私が元気な限りは来年も行きます。

去年は私が一番乗りだったけど

今年は私より早く花があがっていたから

なるべく命日より早めに行こう。

 

 

会えたら会えたで普通に話せる気もするまきこまきでした