まきこまきの日々

まきこまれるのも、あり。

中学校から借りた本⑧さよなら田中さん 鈴木るりか

風が強いですまきこまきです

 

子供たち、誰かしらは風にあおられて転んだんじゃないだろうか

っていうくらい。

でも天気はすごくいいです。

東の空に今朝も金星がビカビカ光ってました。

 

 

本日朝の測定体重55.3キロ

今週水曜日比+100g

スタート時-5.0キロ

目標標準体重49.5キロ

 

上の子の手術、4時間くらいかかって。

その間、当然病室で待っていたし

術後、付き添いで泊まったりしたのですが

結構 暇で。

中学校から借りた本、読みました。

 

 

「さよなら、田中さん」鈴木るりか

さよなら、田中さん

さよなら、田中さん

 

 田中花実は小学6年生。

ビンボーな母子家庭だけど、底抜けに明るいお母さんと

毎日大笑い、大食らいで過ごしている。

そんな花実とお母さんを中心とした

日常の大事件やささいな出来事を

時に可笑しく、時にほろっと泣かせる筆致で描ききる。

今までにないみずみずしい目線と鮮やかな感性で綴られた文章には

新鮮な驚きが。

友人とお父さんのほろ苦い交流を描く「いつかどこかで」

お母さんの再婚劇に奔走する花実の姿が切ない「花も実もある」

小学4年生時の初受賞作を大幅改稿した「Dランドは遠い」

田中母娘らしい七五三の思い出を綴った「銀杏拾い」

中学受験と、そこにまつわる現代の毒親

子供の目線でみずみずしく描ききった「さよなら、田中さん」

全五編収録。

 

 

本屋で見かけて、読みたいと思っていた本が

中学校の図書室のおススメコーナーにあったので。

ホントに現役中学生が書いたの?というくらい

良く出来た文章です。

なかなかこんな母娘、いないとは思いますが。

表題作、「さよなら、田中さん」は

少しほろっときてしまいました。

お金がなくても日々を大事にまっすぐに生きている母娘の

今後も気になる・・・

 

鈴木るりかさんの2作目もあるようなので

こちらも読んでみようかな。

 

中学生作家、というだけでちょっと惹かれちゃいますね。

文字も大きめで読みやすいので是非。

 

 

本が好きでも小説を書くのは難しいまきこまきでした