中学校から借りた本⑮南風吹く 森谷明子
マンガだけじゃなくて本も読んでるまきこまきです
夏休み前の授業参観で借りてきました。
中学校の図書館、中学生が読書に興味を持つように
司書さんや図書委員さんたちが頑張っている感じ。
本屋のようにポップを書いたり
生徒の声から揃えましたコーナーとか
夏休みに読んでみませんかコーナーとか
眺めていて楽しい。
本日朝の測定体重55.3キロ
水曜日比-500g
目標標準体重49.5キロ
南風吹く 森谷明子
十七音にかける熱い想いとひたむきさが輝く!
小市航太(おちこうた)は瀬戸内海に浮かぶ五木島の分校に通う高校三年生。
球技部を引退した航太は、
ひょんなことから俳句甲子園出場を目指す日向子(ひなこ)の
メンバー探しを手伝うことになる。
エントリーに必要な人数は最低五人。
二人は校内を駆け回り、
文芸部で短歌好きな京(みやこ)
知識豊富で情報通の和彦(かずひこ)
漁師の息子で文才豊かな恵一(けいいち)たちをメンバーに加える。
メンバー五人が揃い、本格的に俳句甲子園を目指す為に動き始めたある日
航太の祖母が倒れてしまい・・・
島で生まれ育った少年少女たちが俳句甲子園に新風を巻き起こす!
若者の少なくなった島、廃校が決まった分校、俳句甲子園、
卒業後の進路と家族の問題、そして恋愛
青春をぎゅっと詰め込んでますがさらっと読めます。
再読したいかと言われると他の本を読むことを選びますが
読了後俳句を詠みたくなったのは私が単純だからでしょう・・・
主人公が「ルールがあるから面白い」と言っていました
スポーツでも俳句でも本当にそうですね。
厳選した言葉に想いを詰め込んだ俳句と
デイベート方式の鑑賞が面白い!
日本の言葉の文化、すばらしいですねえ。
俳句甲子園、実際見てみたくなりました。
今回はゆっくり選ぶ時間がなく、気になった本はこれだけでした。
授業参観の時以外にのんびり利用したいまきこまきでした。