まきこまきの日々

まきこまれるのも、あり。

あつあつを召し上がれ 小川糸

今シーズン初、車に霜がおりていたまきこまきです

 

 

 

気付いたのが出かける直前だったので

あわててお湯をかけて溶かしました。

寒い!

 

 

本日朝の測定体重55.0キロ

水曜日比-100g

目標標準体重49.5キロ

 

 

 

さてさて、何度か話題に出していますが

うちの子は柔道を習っています

スポ少さんと違って、年に一度試合に出る程度の

のんびりした教室なのですが

ボランティアで来ていただいている先生方の中には

何でしょう、階級はよく分からないのですが

黒帯よりも上の、赤と白のシマシマの帯の先生が二人もいます。

他の先生ももちろん有段者。

 

 

 

そんな贅沢な環境なのですが、生徒数が少ない。

うちの教室だけじゃなく、全体的に競技人口が減っているのを

年に一度の試合に集まる子供たちの数で感じています。

子供の行っている教室、生徒数は現在10名。

先生は全員来ると5人ですから、休む子がいたりすると

ほぼマンツーマンで教えてもらえるんです。

その中にはきょうだいで来ている子もいますし

今、6年生は今年の夏に入った子が一人だけ。

5年生もうちの子だけ。

3年生と4年生は二人ずついますが

当然のように今年と来年は私が保護者会長をやるしかない状態。

入会者は常に絶賛募集中なわけですが

保護者会長のお仕事の一環として

よっぽどのことがない限りは練習日に顔を出すというのがあります。

子供が体調悪い時や宿泊学習なんかでいない時は私だけ行きます。

 

 

まあ、うちの子はめったに休まないのでそれはいいんですが

練習の間の二時間、ただ練習をながめるだけじゃなくて本も読みたい。

保護者はほとんどの人が後半になってから集まってくるので

さすがに皆が来たら世間話とかがはじまりますから

読むなら短編集がちょうどいいんです。

 

 

今回読んだ短編集はそんなスキマ時間に読むのにピッタリの短編集でした。

 

 

 

 

 

あつあつを召し上がれ 小川糸

あつあつを召し上がれ (新潮文庫)

あつあつを召し上がれ (新潮文庫)

 

 この味を忘れることはないだろう

10年以上付き合った恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。

幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつくり方。

何年か前に家族皆で並んでやっとありついた、

天然氷で作った富士山みたいなかき氷

ときにはほろ苦く、ときには甘く優しく、身も心も温めてくれる、

食卓をめぐる7つの感動の物語

 

 

 

 

ツバキ文具店がものすごく面白かったので

makikomaki310.hatenablog.com

 

その後に小川糸さんの作品を何冊か購入したうちの一冊。

短編集だし、薄いんですよ。

いつでも読めると思って放っておいたのを今です。

小川糸さんは本当に人間関係を優しく書き出すのが上手です。

物悲しい話もありますがほっこりします。

1話1話が短いので、物語に入り込み過ぎることもなく

さらっと読めました。

 

大事な人との思い出に食べ物がからむのはとても分かります。

あの人とここでこれ食べたなあとか

あの人はこれが苦手なんだよなあとか。

私も何かの食べ物で思い出されているのかもしれません。

・・・ひょっとして私の場合、酒か・・・?

 

 

どの話もそれなりにこころに残るのですが

読み終わった後に食べたくなったのは

やはり最後に読んだ話のきりたんぽ鍋。

私の中でのナンバーワンきりたんぽ鍋は

秋田の先輩の家でごちそうになったものなのですが

来週の柔道の日はきりたんぽ鍋のスープを買って作ろうかな。

鍋の季節ですから、スーパーできりたんぽも見かけます。

福寿 きりたんぽ鍋つゆ レトルト 200g

福寿 きりたんぽ鍋つゆ レトルト 200g

 

 

 

 美味しいけどセリが高い!まきこまきでした。